袴の着付け
和服の着付けというのは、男女では全く違う。
私や妻にとって、着物というのは未知の着衣。
母親世代にしたら日常の着衣だったようで、妻の祖母、私の父方の伯母は着物の仕立てまでできたりする。
私たち夫婦の着物を仕立ててくれたのはこの2人だ。
今年、姫様が小学生を卒業する。
卒業式に来ていく服をどうするかということになり、姫様は「袴」をお選びになられました。
昨今、保護者などの間では袴が問題視されることもあります。
姫様は友達に聞き取りを行い、自身だけではないと力説して親を説得しました。
私は何でもいいのですが、姫様は児童会長をしているからか、結構気にされていたようです。
早速、小学生の分際でいろいろなサイトのコピーを手に取りプレゼンを仕掛けてきました。
最近の流行はこういったもので、基本的にレンタルが主流となっている。
私は、この1年はこのために頑張ってきたのだから言うことを聞いてほしい。
私たちの言い分は、小学生の袴は基本的には大人用を加工して作るもの。
だが、妻と私はそんな加工ができるわけではない。
レンタルは認めない、購入だけは認める。
色の最終判断は親がする。
基本的には上記のことを守れるのならば袴でもいいことを伝えると、1時間ほど葛藤の末了承していました。
私には洋服を選ぶセンスがないのでそこを葛藤していたようです(笑
最終的に呉服店に行き、選んだものは「袴は黒地、袴は濃赤」です。
たぶん、周りが上の写真のような最近の流行のものを着てくるから、逆を突いて地味系を着ていけば目立つ。
さらに、児童会長として式の時にあいさつするのであれば大人受けすることも大事だ。
との親の意見で決まりました。
自分の好きな和服を着たいときは、大学の卒業と成人式の時があるので、未成年者である間は従ってもらいましょう。
週末に、着付けの練習をしてみました。
結果惨敗。
途中で姫様は吐き気をもよおすし、妻は無言になっていくし(笑
2時間かけて一通りできました。
これを卒業式の日にやるなんて・・・・あと何回かは練習しないと。
そういえば、姫様の小学校の6年2組が学級閉鎖になったらしい。
姫様はうらやましがるだろうな~。