shimano CLARIS ② スプロケット編
世の中には、スプロケットといっても何種類もあります。
種類わけでも、6~12sまでが世の中の製品に使われています。
面白いことに、7速以下を「段」表示し、8速以上を「s」表示します。
フリー(後輪のチチチとなる所)の構造が変わると表示が変わるのか?いや、7段はボスフリーとカセットが混在しているが‥‥。
ボスフリーは、スプロケットにフリー機構が組み込まれていて、カセット式はフリー機構がホイールに組み込まれている。
私見的な見方になるが、ボスフリーのスプロケットを採用している自転車は、大衆車や価格を抑えた物に多い気がします。
太郎君のFUJI ACE 20もボスフリーで、FUJIのジュニア用ロードバイクは未だにボスフリーを搭載しています。
他社に比べて価格が抑えられているのですが、ホイールに関しては、24インチ・650Cと選ぶものが少ないのに、拡張性がないものを使われると困ってしまいます。
最近、太郎君の700cを組む上でスプロケットの歯の構成に頭を悩ませています。
シマノ社のクラリス系のリアスプロケットは「CS-HG50-8」というモデル番号です。
最新はR2000系でのものですが、特筆するべきはワイドレシオ(トップとローの歯数差が大きい)化が進んでいることです。
ロー側に、30・32・34と今までにない歯数が出ていきました。
これ自体は個人的にありがたいのですが、トップが11Tのままなんです。
ワイドレシオ化されてトップが11Tということは、変速数(8s)が変わらないので、1速分の歯差が大きくなります。
今までは平均1.5くらいだったものが2.5くらいに‥‥。
差はたった「1」と思うかもしれませんが、トップから中までは2歯差で、中からローまでは3~4歯差になります。
多分、太郎君が常用するところは「18T」付近になると考えているので、ここでの3歯差は結構大きいです。
私お得意の、過去のスプロケットを使おうかと考えましたが、過去の古い7401などというスプロケットも持っていますが、ローが23Tでした・・・・・。
何も知らないときに収集していたので、かなりのクロス気味です(笑
今使っている、13-26Tが一番、使い勝手が良いのですが‥‥。
最後だけ28or30Tの物を作ってくれないでしょうか‥‥シマノさん。
できれば、14-30Tくらいの物を作ってくれたらジュニアは喜ぶと思います。
歯数差で悩むのならば、11sにしたら少なくなるよと言われそうですが、コストパフォーマンスが悪いです。
数年前のシマノ社のパーツ(特にチェーン)の高騰事件いらい、11sのチェーンはかなり高額になりました。
太郎君のように、こまめにパーツ交換をしていたら、その度にチェーンを購入しないといけません。
最低でも、年2回・・・・・100kを超えてしまいます。
身長の伸びが緩やかになればありですが、成長している段階の太郎君では・・・・・。
まぁ、もう一つの考えは、「初めから3歯差のものを与えていたらそれが当たり前と思ってくれるかもしれない」ことです。
子供の武器は柔軟性だと思っているのと、初めから楽をさせてなるものかという私のエゴです。
現在のクラリスの8sのスプロケットは、現行のHG50系をはじめ、歴代のHG50、さらには、シマノ600アルテグラ、デュラエース時代の7400系までいろいろあります。
8sは歴史が長い分、幅も広いです。
ただ、昔に遡り過ぎると、ロックリング式ではなくて、トップがロックリング兼用の仕様のものになったりもします。
1年ほど前に、Yオクで購入したものがそれだった記憶がります。
次はSTIかな?いつくらいにかけるのだろうか。