何のためにロードバイクに乗るのか
なぜ、ロードバイクに乗るのか。
現状で、楽をしたいから(笑
自転車の種類は色々ありますが、長距離を楽にサイクリングできるのはロードバイクだろうという結論に達しました。
単に、サイクリングするだけだったらシティーサイクル(ママチャリ)でも構いません。
現に、ツル能登にも毎年シティーサイクルで420kmを完走されている方もいます。
私や太郎君は、趣味の一環としてのサイクリングなので、自転車のために体を鍛えるということはしません。
その時間があれば、キャッチボールなどや妻の肩もみ等に時間を使います。
今ある体力で最高のパフォーマンスを求めることに固執します。
世の中のロードバイク乗りとは考え方が違います。
見栄もありません。
実を求めます(笑
正し!バイクに乗るときも、車に乗るときもそうですが、交通法規だけは守るように心がけます。
個人的な感情論ではありますが、上位機種等に乗る人は他の人の見本になるような運転を心掛けなくてはなりません。
これは、バイク・車のレースをしていた学生の頃、プロの方々から口酸っぱく言われました。
なので、他人はこうしているから自分もしていいという考えはなく、姫様と太郎君には交通ルールをしっかりと教えているつもりです。
話がそれたのですが、自転車の中で一番楽に走ることができるのはロードバイクです。
ジオメトリーといわれる、車体の設計はもちろん、プロライダーが1秒でも早く走ることを目的として・・・・・如何に足から生まれる力を効率よくタイヤまで伝えるかを考えて設計思想に盛り込み、なおかつ、車体構成は簡略化されているという点においては群を抜いています。
そんなロードバイクは、製品そのままでも乗りやすいことは間違いありません。
が、街中を走るとしたら、ドロップハンドルの下ハンといわれる部分はいりません。
さらに、ブレーキの利きを最大限生かそうとすると、押すのではなく、引く行為の方が良いのです。
まぁ、どのような製品でも、いざ自分が使う環境等を考えると一長一短があったりします。
ここで、製品の特性と考えて純正のまま使い続けるか、そこだけを交換してカスタムするかは個人の自由だと思います。
世間でよく見るロードバイク乗りの人は、専用ジャージ上下を必ず着用しています。
さらに、靴とペダルとを一体化させるピンディングペダルと専用シューズを使っています。
これって、サイクリングには必ずいるものなのでしょうか?
確かに、ロードバイクを乗るうえでの最大の敵は空気抵抗です。
どこかのサイトで、空気抵抗は速度の2乗に比例すると書かれてありました。
分かりやすくすると、30km/hでは、抵抗の80%を空気抵抗が占めます。
後は、転がり抵抗(17%)と駆動摩擦抵抗(3%)になります。
また、空気抵抗の内の75%が体が原因となる抵抗だそうです。
サイクルジャージを着用するということは、80×0.75=60%もある体が原因となる空気抵抗を少しでも減らすことにつながるということです。
もしかして、考え方が間違えていて、サイクルジャージを着た数値が、上記の数値だったりして(笑
ちなみに、15km/hであれば空気抵抗が占める割合は50%だそうです。
これを見て、私からしたらあの服装をしたいという考えはありません(笑
さらに、ピンディングペダル。
自転車のペダルは、踏むというよりは回すという行為がしっくりきます。
どちらでもいいのですが、フラットペダルでは、可動範囲の半分以下しか力を伝えることができません。
さらに、常に同じ筋肉しか使いません。
ピンディングペダルは、押すことと同時に引くこともでき、使う筋肉も広範囲にわたります。
いいこと尽くめのパーツになります・・・・が、ピンディングシューズは歩行するときに欠点があります。
ペダルとの接点が、ペダルは凹状、シューズは凸状になります。
運動靴で親指の根元から厚さ1cmくらいの3cm四方の何かが存在するとなったら、歩き辛いのは理解できると思います。
それに、サイクルジャージ・ピンディングペダル共に、レースで1秒を争う人にはいいと思いますが、サイクリングにはね~♪
個人的意見ですよ、なので、私も使いませんし、太郎君にも使わせようとは思いません。
もし、通常の運動用の服・靴でサイクリングができるということは、そこからさらに伸びしろがあるという事なので、何かの時に取っておくことにします(言い訳)。
本音?本音は、太郎君はまだまだ足が大きくなる年齢なので、半年に1度は靴を買い替えなくてはならなく、1回に10K以上はもったいないです。
年に1度しか出ないイベントなのでね(笑
確かに、専用品を揃えてロードバイクに乗るとかっこいいかもしれません。
しかし、寄り道をするときに制限があったりするので、サイクリングをするということにおいては楽しみが減ります。
寄り道をした時に、あの格好で歩いているのを見ると・・・・・と考えると導入するのには後ろ向きになります。
それよりも、自転車を楽しみたい、乗ることだけではなく、いじることを含めて楽しみたいと考えています。
なので、太郎君のファルナさんのようにロードバイクの原型がなくなっても、私のガノーさんのように(レース)イベントに出られないような車体になっても、現在の使用法からしたら最上の車体となります。
私は、他のロードバイク乗りの事をけなしたりすることはありません。
ただ、私と太郎君にとっては必要がないと言っているだけです。
人の価値観は違いますからね。
なんにでも、楽しんだもの勝ちだと思います。