kawamiのブログ

息子とサイクリング時々娘と投げ釣り

石川県でのズワイガニ名=加能(かのう)カニ

 先日、ズワイガニ漁の解禁となりました。
基本的な漁期は11月6日~翌年3月20日(オス)で、勢子ガニと呼ばれるメスは同年12月29日までとなっています。


 一般的にはズワイガニと言いますが、山陰地方では松葉ガニという呼称を使っています。
ところが、「松葉ガニだとドコソコが有名」・「ズワイガニだとドコソコが有名」となり、有名な所にしか人が集まらなくなっていました(多分)。
その当時、個別名義で有名だったのは「間人ガニ」(たいざかに)しか知りません(他にあったのかも)。
各県等が、ズワイガニを特産物にしようとして、特定の大きさ以上の蟹に対して名前を付けました。
石川県だったら「加能カニ」です。
他の蟹と混同しないように、左の爪足にタグを取り付けています。




 先週の金曜日、妻から「13日に実家から蟹がくるって~」とのこと。
妻と結婚してから毎年、義実家の義両親は漁が解禁になったらすぐに蟹を送ってくれます。


 土曜日の15時ごろ、ヤマト運輸のドライバーさんが持ってきてくれました。

義実家の徒歩5分の所には近江町市場があるのですが、10年ほど前から購入先は「いきいき魚市」です。
私からしても、近江町市場は観光産業化されたな~という印象なので、地元の人にとってはもっと痛感している所でしょう。
近江町市場を15時以降散策していて、近所のご老人方と話をしても同じような事を言っています。
いきいき魚市は、漁港にある市場です。

夏場に行ったときは、その場で岩ガキを生で食べ(非推奨)、GWのころは釣ったカレイの大きさと売っているカレイの値段調査(笑
魚を購入するときは、遠いですがいきいき魚市まで足を延ばしています。


箱を開けると蟹さんの絵が。

上下が逆になっているかもしれませんが、開けたままです。
購入先店舗の案内?が入っています。

それをどけると、待望の加能カニと香箱カニが姿を現しました。
石川県では、勢子ガニの事を香箱カニと呼びます。
オスがによりも旨みが強いからだと思われます。
今年は、香箱カニにもタグが付いていました。

オスにも付いています。
何して食べようかね~といつも考えますが、子供たちができる迄は色々と料理をしていましたが、子供たちが大きくなると「カニ鍋」一択。
今年はさらに、香箱ガニを「カニ釜めし」にしてみました。
妻曰く、勿体ない食べ方という事なので、写真等は撮りませんでした。
金沢の人にとって、初めての蟹はそのまま食べることがデフォだそうです。
4人家族でオス1匹をどうやって別けろと?(笑


 でも、加能カニは物凄く美味しいです。
この蟹を食べるようになって、ズワイガニの本当のおいしさに気が付きました。
それまでは、ネットで冷凍品などを購入していたのですが、この蟹を食べるようになってからは購入することが無くなりました。
ちなみに、自分で購入しようと考えたのですが、オスだけで3万以上することが分かったので・・・・・貧乏人には手が届きません(笑

×

非ログインユーザーとして返信する