kawamiのブログ

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久しぶりの火傷で亡兄の事を思い出す

 先週末、家で餃子を焼いているときに蒸した後の蓋を取る際に・・・・・開け方を間違えて蒸気を腕にかけてしまい火傷をしました。


基本的に外傷の遺体には慣れているので我慢できましたが、翌日には水膨れ。


太郎君を起こした際には、その水ぶくれが破れてしまいました。


素人ながらに「Ⅱ度熱傷」かな~と思い、いつも通りに処置。


我が家では、基本的処置は「火傷」と「擦過傷」は変わりません。


患部を清潔を綺麗に消毒or水洗い→ゲンタシン軟膏→プロペト(アズノール)→ガーゼ→包帯。


コツは、患部を常に清潔にすることと、乾燥させないこと。


乾燥させないようにするには、最低でも朝晩の2回は行う事と、プロペトをこれでもかと塗る事と、ガーゼでしっかりと患部を覆う事。


以上が、亡兄から言われたことかな。


俗にいう湿潤療法が黎明期?の頃から「跡が残らないようにする方法」。



 「跡が残らないようにする」と言っても、これだけでは後は残ります。


よく、皮膚が1枚だけ出来て傷部に痛みが無くなったら治療を終える人がいますが、これが後が残る原因になります。


1ヵ月ほどはヒルドイドを塗りガーゼで覆う。


痒みが出たらフルコート軟膏を塗る。


通常の皮膚の状態に戻るまでの最低3カ月間(最終的には6ヵ月ほど)は「日光や外部からの刺激」にさらされないようにする。


ここまでが、火傷を家庭でセルフ治療させる際の亡兄による注意事項でした。




 亡兄は2004年の原発の事故の際の火傷治療に関わっていました。


当時の亡兄はかなりの頻度で学会に行き、知識を吸収して実践していたよう。


会うたびに愚痴などを聞いていたので、(私には意味がないのに)かなりの事を覚えさせられました。


最終的には皮膚系手術の腕を磨くために?国立がんセンターなどの機関に出向したりしていました。


最終的に、本人曰く「日本で5本の指に入るくらいの技術がある」と言っていましたが、もしかして・・・・・「日本には5人しか皮膚科系で手術まで出来る人はいないのか?」と考えていました。


というくらい、亡兄は血を見るのが苦手だったはず・・・・克服したんだろうな~職業からしたら当たり前か。


この頃からか、糖尿病患者が壊死した指などを切除するのを迷ってることに苛立ちを覚えていて、「時間が経過すれば命にかかわる(寿命が減ることだと思う)ことになるのに、何を悩むことがあるのだろうか?」と会うたびに聞かされていた・・・・というくらい手術はしていたのだろう。



 最後に、我が家には太郎君のアトピーで使っているものを流用すればいいのですが、火傷は病院に行かなくてもドラッグストアで販売している薬でもセルフケアすることができます。


ゲンタシン軟膏→ドルマイシン軟膏


プロペト→白色ワセリン


上記の2種類が病院で処方される際と、セルフケアの際の名前の違いです。


 お風呂は、患部のプロペトを完全に洗い流して、泡立てた石鹸で優しく包み込む程度で良いらしいです。


私は普通に患部も浴槽の中につけていますが、それで悪化したことはありません。





 いや~、久しぶりに自分の怪我で亡兄の事を思い出した(笑

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