kawamiのブログ

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GIANT ESCAPE R3 最終形態

 ツル能登に出るためにかなり前からR3をオーバーホールしていましたが、やっと完成しました。
オーバーホールをして初めて気がついたのが、ヘッドパーツまで交換されていました。
結局、購入したときに純正部分として残っていたのはフォークとフレームだけでした。
おかいどくだったのかな・・・・・?



 7月時点での状態です。
外見的にはクロスバイクです!と言い切れますが、不満はいっぱいありました。
でも、街乗り使用という意味合いでは文句のつけようのない車体です。
R3自体がそうなので。



 ハンドル・ブレーキレバー・シフトレバー・フロントディレイラー(FD)・ホイール・タイヤ・チェーン・ブレーキパッド・各種ワイヤー(インナー・アウター)を交換しました。


 もちろん、ホイールハブの分解清掃もします!といいたいのですが、このホイールは使わないので今回はしません。


 今回の目標は、基本的パーツに「SHIMANO CLRARIS 2400」を使うということです。
写真の時点で、ほとんどがクラリスになっていましたが、FDとシフターが「SHIMANO FD-R440」というフラットバー用で、ブレーキレバーが「BL-R780」でした。


 やるからにはパパット晩酌をしながら・・・・・・。
3時間後には完成していました。
今回、ヘッドパーツも交換しようかと考えていたのですが、分解したときにすでに純正から交換されており、補修部品を手に入れるのが面倒だったために注油だけしておきました。




 一番の問題は、FDの取り付け。
チェーンから1~3mmの間で取り付けてくださいと説明には書いてありますが、これをするとチェーンに干渉します。
そして、ボトルケージ取り付けナットにも干渉します。
ナットを外し・・・・・外してフレームを見ると見事なまでのバリ!が存在したので研磨してからビニールテープで穴を塞ぎます。
これによりフレームにはボトルゲージを1個しか付けられなくなりました。
 シマノ指定の取り付け方をしても干渉するので、少しずつずらしていってフロントアウターではリア5~8s、フロントインナーでは1~4sまでが干渉しない位置を見つけて固定しました。
先人のやり方を見ていると、シマノの直付けFDとどこかのアダプターを使用するとうまくいくそうです。



 次に問題はのは、ショートVブレーキの調整。
ホイールとの間が1mmもないように調整しました。
隙間がないように見えますが、これでも擦ったりしません。
これだけで前輪15分、後輪15分くらいかかって難儀しました。
 写真では見えませんが、バナナ管にアジャスターがついたものを利用したのでブレーキラインがある意味すっきりしています。
R3の限界・・・・というか、キャリパーブレーキの偉大さを再確認しました。



 組み立てている間は分からなかったのですが、試乗したときにヘッドパーツのがたが出ていました。
分解時のようにしたつもりで市したが、経験値が足りなかったのか私の知識を総動員してもがたが出ます。
ふと、分解したときに余ったスペーサーの存在を思い出しました。
私の知識の中では、スペーサーはステムの上下にとりつけるものだという認識でした。
でも、ヘッドパーツの上部を良く見てみると加圧できていなさそうというか、加圧できていません。
ダメモトでヘッドパーツの上部の中にスペーサーを入れてみるとしっかりと固定されました。
一件落着です。



 ハンドルとSTI。
Yオクで入手したキャノンデールのDHバーから取り外したもの。
TTバイク用というだけあって、元からブレーキアウターを通す穴が無理のない角度で開いていました。
 さらに、元のハンドルは根元の太さが25.4mm、今回選んだブルホーンハンドルは31.8mmなので、ステムも同時に交換しました。
フレームしかGIANTのロゴがなかったので、ステムとサドルはGIANT純正のものを友人のおもちゃ箱から失敬してきました。
これといって自分の中ではこだわりがなかったので適当に90mmのものです。
 あいもかわらずバーテープの巻き方がよくわかりませんでした。
ただ、外側から内側に巻くとほどけにくいということなので、それだけを忠実に守りました。
そして、今回はグローブをしないのでEVA製のクッションが十分にあるものを使用しました。
 最後にサイコンですが、これは金沢に行ってから取り付けます。
サイコンなどにもこだわりがないので CATEYEの一番安い有線式のものです。
なくしても、盗られてもショックが小さい事がメリット。


 ライトと反射板も金沢に行ってから取り付けます。


 前回の反省から、今回はボトルを導入します。
太郎君のボトルまで私が持つので、3本は持ちたいと思っていました。
なので、サドルに増設できるボトルケージを付けました。
お尻に当たらなかったら良いのですが(笑


 ESCAPE R3に乗るのは今年が最後にしようと心の底から思いました。
整備性が悪いのが主な理由です。
今の構想では、ロードバイクを購入してブルホーン化と8s化しようと思っています。
11sに憧れていましたが、どうしても整備するときに時間がかかりそうですし、整備頻度が上がりそうだからです。
R3から全て移植したら一番コストがかからないのも理由です。
 さらに来年は3日間の420kmに出ようと考えているので少しでも楽で整備製の良いものを。
世の中で言われている車体の軽量化は、自分の軽量化をまずは考えなくてはならないので除外。


 将来のことよりも、今回は自分の今できる事を中心にして頑張ってみました。
書いていない事もありますが、基本的に駆動系は抵抗を減らすこと。
乗車姿勢の変更と装備の充実。
これでサバイバルサイクリングを乗り切ります。

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