さらば GIANT ESCAPE R3
2018年の1月に購入したGAIANT ESCAPE R3を手放すことにしました。
今まで、2年弱に渡って私の重い体を乗せて快走してくれたR3はクロスバイクの鏡だといえます。
まぁ、体重は落ちません・・・・でした。
別に、ロードバイクに乗りたいからとか、自転車に飽きたからとかではなく、最終形態にしてからのブレーキの調整が面倒だからです(笑
いや、まじめにブレーキだけの調整だったら100歩譲っていいとして、ホイールのフレが0.5mmあるとブレーキにするというのが本当に面倒です。
これが無かったら、乗り続けても良いなと思っていました。
が、0.5mmフレが出るだけでブレーキに干渉するセッティングではイラットします。
ミニVブレーキにSTIのセットだと、本当にセッティングに気を使いすぎて発狂してしまうかもと思っていました。
で、もう1つ後押ししたのが、いつも行っている自転車屋の店長が。
ものすごい良い笑顔で、「良いものが入ったから見て行って」。
うん、年式的には2012年のなのですが、「ツヤあり・コシあり(嘘です)・使用感無し」のロードバイクが隣の系列店に鎮座しています。
コンポネートはオール シマノ TIAGRA。
しかも、殆んど盆栽と化していたようで初期タイヤの磨耗もなし、チェーンリングの磨耗も無し。
良い感じのものがありましたが・・・・・問題はここから・・・。
「Yオクに出してあるからネ」
って、入札しろと・・・・目の前にあるのに入札しろと!
という感じで、R3のブレーキに不満を感じていたので、自分のクリスマスプレゼントと銘打って頑張って入札しましたよ。
お値段は破格?の40K!
R3は下取りに出すのではなくて・・・・・というか、元から半ロード化されていたので下取りに出すという選択肢は無く、殆んどのパーツを取り外して、フレームとフォークとホイール(32cのタイヤ付き)を自転車店に引き取ってもらいました。
あと、Vブレーキ関連も不要になったので一緒に処分。
コンポさえあればR3が復活するだろうと思いながら引き取ってもらいました。
来年の年頭にはYオクにR3として出されるのだろうな~
店長曰く、本来ならば買い取る事ができるとの事だったのだけれど、付き合いと、いつもパーツを格安で販売してくれているので、これからの事もお願いして無料で引き取ってもらいました。
無料って一番怖いのだけれどね(笑
R3を解体するのにかかった時間は15分・・・・・かなり早くなりました。
BBもホローテックのTIAGRAグレードのものがついていたので、次に使うことができるかもという貧乏性が出てしまい、取り外しました。
だって、次の自転車はオールTIAGRAだもん・・・・・後に驚きの展開が待っています。
このとき初めて、ホローテックBB用工具を使いました。
R3を購入したときは、自転車の種類も、100km走る辛さも何もかもわかっていなかったけれど、約2年間で5000kmほど乗ってみて気がついたことは、メンテナンスが面倒だということ。
Vブレーキは良く効くからという理由でクロスバイクを選択したこと。
自転車の整備の事をまったく考えていなかったこと。
良かったことは、クロスバイクなのに初めっからロード用のコンポネートが付いていたから走りが快適だったこと。
改造するときには、最小限で済んだこと。
クロスバイクの改造の限界を知ったこと。
クロスバイクはクロスバイクなんだな~としみじみと感じました。
大は小を兼ねるが、小は大を兼ねる事ができない。
ブレーキ1つで思い知らされました。
これが、初めからキャリパーブレーキのクロスバイクに乗っていたら変わっていたと思います。
さて、R3はもはや手元にはありません。
次のロードバイクはどのような改造をされるのでしょう。
というか、普段使いにTIAGRAの10s(10速)は必要ないような気がします。
住んでいるところは平坦だし・・・・・・海抜14mくらいだし。
もうすでに決まっているのですがね(笑
ロードバイク乗りが殆んどしない事をしようと考えています。
最後に、感謝の気持ちで。