kawamiのブログ

息子とサイクリング時々娘と投げ釣り

驚きの出来事

 ロードバイクのパーツはどのような基準で選ばれているのか。
今日、帰ってきてクランクの事を考えているときにフトした事を思いついたので並べてみたときに気がついた事です。

私の持っているホローテック系のクランクは、SHIMANOのFC-5700(105)・FC-RS500・FC-3450(SORA)の3組です。
高価なロードバイクについているのは上記の順です。
なので、軽い順も同様と考えていました。
 ところが、並べるときに持ってみるとどうもおかしい。
ホローテックを冠する105が軽いのは当たり前として、次に軽いのはRS500だと思っていました。
持ってみると、どうもSORAよりも重いような気がして・・・・秤で量ってみました。
まずは105。

左クランクだけなのですが、189gです。
これが重いのかどうか、アルテグラやデュラエースがもっと軽いのかは、持っていないので解りません。
 次はRS500.

 RS500は105搭載の完成車によく使われる事が多いクランクです。
いがいと245gありました。
105よりかは重いです。


 最後に、いつも使っているSORAのクランク。

229gでした。
ここで、自分の手の感覚が正しかった事が証明されました。


 SHIMANO SORAのコンポネートは下位グレードとなります。
間違えても105グレードのものに付くようなパーツではありません。
さらに、ホローテックではなく、ホローテック系なのです。
なのに、ロードバイク完成車に105の代替として搭載されている事の多いRS500の方がSORAよりも重いとは。
 よくネットでRS500などの初期装備から105以上のクランクに交換すると違いがわかると書いているのは解るような気がします、
105とは「約56g」の差があり、SORAとは「16g」の差があります、



 RS500系のクランクが結構重量があるのに驚きを隠せませんでした。
SORAよりも重いという事は、間のティアグラよりも思いということだと推測します。
 ないな。


 こいつは、目から鱗でした。


 いきなり左クランクを出したのは、ホローテックとホローテック系のクランクの違いを知りたかったからです。
あわよくば・・・・・・105のクランクセットからチェーンリングを取り外し、ソラについていたチェーンリングを取り付けていたいと考えました。
さらに、今まで使ってきたSORAから105にチェーンリングを取り付けクランクをつけたら少しだけ格好良く見えるかなと邪まな考えが浮かびました。
 実験は済んでいませんが、その前に大きな違いを見つけてしまったので、急ぎブログに記録しておきます。




 今回、ガノーさんに付けるクランクは決まっていたのですが、見栄を張って105のクランクをとりつけようと思っていました。
105のクランクの方が、5700系とはいえホローテックなので、その他よりも剛性が高いかもしれないと考えたからです。
 105以上のホローテックを冠するクランクなどは、中空クランクと言われ、クランクの中が削られています。 
ティアグラ以下のクランクはホローテックタイプなので、中空ではなくクランクを削っているだけです。
 105の替わりに装着されているRS500は・・・・105以下ティアグラ以上といわれるワリには・・・・・・SORAより重いってどういうこと?
これだったらSORAを入れている方が・・・・・でも9sか・・・・・・
本当にどうなっているのだろうか。



 ここで終わればいいのですが、もう1つ新発見がありました。
このSORAのクランクを使っていた期間は2年間。
そこで初めて知ったのですが、このSORAのクランク長は165mmでした!
ずーーーーーーーーーと170mmと思っていました。
ところが、裏を見ると3500ではなくて、「3450」と刻印がされていました。
はい、165mmでした。

少し小さいから見えないとは思いますが、一番右がSORAで真ん中がRS500です。
上の穴の位置は同じで下の穴の位置が本の少し違います。
ああ・・・・・・・・・・こんな事もわからない鈍感な私です(涙

こっちだったらもう少し見やすいかもしれません。


 小径車が170mm、ESCAPEが165mm・・・・・・・・クランクは2台とも変わっていないのに気が付かない鈍感な私なんて・・・・・・・・・・・自転車に乗って・・・・・・生きていてごめんなさい!!




 追記

 酔っていないときに考えてみると、上記の考察は軽量化のみに焦点を当てていました。
そしたら、剛性は?となってしまいます。
RS500の削り具合は、剛性をある程度残して限界まで削った結果だとしたら・・・・・。
確証を得ることはないのですが、メーカーが理由もなく製品化することはありません。
剛性と軽量化と価格のバランスをとった結果ではないでしょうか。

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