kawamiのブログ

息子とサイクリング時々娘と投げ釣り

新型コロナワクチンって・・・・・

 テレビやネットなど、アンチな意見ほど大きくなっている。


新型コロナワクチンの事でも同じ。


ここ1週間で目にしたアンチ意見。
①(国内では)治験段階だから(首相の発言から)
②DNAを改変するから
③将来の副反応が心配
④妊娠できなくなる
⑤開発期間が短い
⑥接種時の副反応の人数が多い


 いや、確かにそうだよなと思うところもありますが・・・・・①⑤以外のソースがなく、⑤に至っては、短いだけで?という個人的感想。


今回の新型コロナワクチンというのは、従来は不活性化ワクチン・弱毒化ワクチンで、抗原と言われるものを体内に入れます。


新型コロナワクチンは、mRNAと呼ばれる物質を体内に入れ、体内で抗原を作らせます。


多分、この体内で抗原を作らせること自体がDNAの改変とつながるのか。


そこで調べたのですが、体内でたんぱく質の変化を行うときには、DNA→RNA→タンパク質という命令系統になっています。


基本的には矢印の順番になっていて、矢印を遡ったりすることはありません(一部の病気・ウイルス以外)。


抗原はタンパク質を変化させて作り出すので、RNA→タンパク質になります。


DNAは関係ありません。


さらには、DNAは2重螺旋・RNAは1重螺旋、DNAの構成物質・RNAの構成物質の差により、DNAは破損や消滅しにくく、RNAは破損しやすく消滅しやすい。


ただ、消滅しきれない場合もあるようだが、DNAへの働きかけはない。


 RNAワクチンは、新型コロナが発見されてから研究され始めたのではなく、少なくとも15年前から研究されてきたもので、DNAワクチンなどは25年以上前から研究されてきている。
 
たまたま?新型コロナが蔓延し、早急にワクチンを作らなくてはならない状況になり、従来の不活性化・弱毒化ワクチンよりも早くに完成できてしまった。


ただ、このRNAワクチンの使用はインフルエンザなどの変異しやすいウイルスに即座に対応するために研究・開発されていたらしい。


確かに、インフルエンザは毎年ワクチンを打っているが、罹患するかしないかは神のみぞ知るような確率なのは、毎年のように変異していたとしたら理解できるかもしれない。


テレビでちらっと見たのだけれど、海外からインフルエンザワクチンは輸入されるらしい。


人による伝搬と、渡り鳥による伝搬らしい。


そう考えると、各国で流行している型(およびパターン)のワクチンを直ぐに解析してワクチンにすることが出来たら、今よりも確実に罹患しにくくなる。


 話がそれたが、調べるうちに面白かったのは⑥。


従来の予防接種よりもアラフィラキシーショックの可能性は高い・・・・と海外でも言われていた。


ところが、ネットでは比較対象にインフルエンザのワクチン接種時の副反応が出た人の人数を出してきていた。


インフルエンザワクチンを作るときに使用するのは鶏卵。


そして、アレルギーが出にくい様な処置をしている(らしい)。


インフルエンザワクチン接種時には、「卵アレルギーの有無」を絶対に聞く。


それでも、副反応のアレルギー反応が出てしまっている(本当は他の副反応なのかも)。


一方の新型コロナワクチンのアレルギー物質は「ポリエチレングリコール」と言われるもの。


mRNAが消えないようにするために使われている物質。


初めて聞く名前だけれど、意外と化粧品や医薬品、さらには日用品にも多く使われているらしい。


何故、普段使われているのに、新型コロナワクチンの時はここまで多いのか。


もしかしたら、ワクチンを接種することで体の許容量を超えた?


明確な情報がなかったから不明ですが、私の意見としたら、インフルエンザワクチンのアナフィラキシーと比較するのは違うのではないかということ。


 ④に至っては、その情報源を探し当てることが出来ませんでした。


誰かソースを知っている人がいたら教えて欲しい。


なのに、ネットニュースのコメント欄には堂々と書いている人がいてびっくり。


 ③の将来の~とか言うけれど、ワクチン・薬など、副反応がないものはない。


接種時の副反応を心配するのであればいざ知らず、有るかもわからない将来の心配を今しても仕方がない。


こちらも、将来、どういった副反応が出るのかの情報が確認できませんでした。




 これから先、ワクチンが行き渡ると完全ではないにしろ、2019年までの生活が戻ってくるはずです。


新型コロナウイルスというものは、無くなりません。


都知事が昨年言っていたように「with コロナ」の生活が始まるだけです。


「with コロナ」の生活は、新型コロナワクチンを接種した人を念頭に描かれていくものだと思います。


世間で言われている「接種証明」もその一つでしょう。


これを持っている人ともっていない人を「区別」することは差別ではありません。


 先にも言いましたが、新型コロナウイルスは無くなりません。


ワクチンを接種したとしても、キャリア(体の中にウイルスがいる状態)にはなります。


現在の無症状の人がこれに当たると思います。


ワクチンを接種した人は、中等症以上にはなりにくいと言われています。


後遺症がノーガードの人とどれくらい違うのかは情報が無いのでわかりませんが、後遺症がPCRではウイルスが検知されなかったが体の中(血管・リンパ管・臓器等)には残っている状態であったと仮定したのであれば・・・・・ノーガードの人よりも出にくかったり、深刻ではない可能性の方が高いはず。



 新型コロナワクチンを接種する人・しない人、それぞれの意見があると思います。


する人はそれなりに考え、しない人もそれなりに考えています。


しない人は、自分だけではなく、その周りに与える影響も考慮してください。


私の職場でも(当たり前ですが)接種は任意となっています。


しかし、コンプライアンスと企業倫理などというものがあり、それに反する人は・・・・・。


現在、私の下についている人たちは接種するそうです。


いや、接種しなかったらどうしよう・・・・と考えていて、会議や個人面談をしようかと考えていたのですが、みんな、メリット・デメリットを考えて判断してくれたようです。


上からは、危機管理能力を問われかねない中間管理職の悲しい性ですな(笑


ネットで書き込まれている同調圧力とかいうワード、それをリアルで言う人間がいるのかどうか見て見たかったというのもあります。


 友人たちも、接種するそうです。


個人病院のスタッフの中には接種をしないと表明する人がいたようですが・・・・・(笑


医療に携わる人間であれば、病気に関する危機管理は個人単位で徹底しなくてはならないとのこと。


友人が言うには、大病院が真っ先に接種したのは新型コロナの最前線に立っているという事もあるが、治験の情報が確立していない以上、医師や看護師が率先して情報をもたらさなければならないという意味もあったらしい。


確かに、大学付属病院というのは大学医学部の中に属して臨床を司るところ。


大学医学部の中には研究を司るところもあるのである意味納得。


患者の経過観察というのではなく、医師等の生の情報の方が信憑性が高い。


ただし、個人病院等の新型コロナの治療等をしていない医師の事を指すのではありません。


と友人と話をしていたら、アレルギー学会等でも結構な情報が回ってきていたり、大学病院とのパイプがあればかなりの情報が回ってきているらしい。

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