kawamiのブログ

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遺伝子治療

 亡兄が原発巣不明癌で闘病していたころから気になっていた治療法。


遺伝子治療とは、その名前のとおり「細胞に何らかの遺伝子操作を施して治療を行う事全般」の事を指すらしい。


よくわからないが、「遺伝子で治す」治療を広く差し、遺伝子治療の指す疾患は、遺伝性疾患に限らずがん等の難治性疾患も含まれているらしい。


 遺伝子治療は「体細胞遺伝子治療」と「生殖細胞系列遺伝子治療」に別れている。


 体感細胞遺伝子治療とは、例えば皮膚や肝臓など、子どもに受け継がれない「体細胞」に限定して、治療のための遺伝子を導入する治療法。


 生殖細胞系列遺伝子治療とは、その影響が子どもに受け継がれる受精卵」に遺伝子を導入する治療法。


 遺伝性の疾患を後世まで根絶させようとした場合、「生殖細胞系列遺伝子治療」を施すことになりますが、人類の遺伝子プールに手を付けることになるので、現在の所は倫理上の問題から生殖細胞系列遺伝子治療は世界的に禁止されています。


以前は、技術的な問題から議論になるだけだったが、「ゲノム編集」という技術が登場し急速に発展した結果、技術的に可能になり、動物においての実験では成功を収めている。


例外的に、国際的なルールができる前に中国の研究者が行ったという記録があるが、それ以降はないが、ヒト受精卵によるゲノム編集を行う基礎研究は容認されている。


 現在の遺伝子治療は体細胞遺伝子治療が主流になっているが、この治療をやったとしても、生殖細胞に遺伝子導入のリスクがないのだろうか?


ないとは言い切れない・・・・・・というのが専門家の考え。


治療用の遺伝子を「ベクター」と呼ばれる仕組みを使って目的の細胞まで運ぶ遺伝子治療薬を血管内に投与するとします。


この場合、治療薬は血流にのって全身に広がっていくので、生殖細胞に遺伝子導入が起こる可能性が全くないとは言い切れない


そのため、ヒトの治療薬として開発を進める前に、生殖細胞に偶発的な遺伝子導入が起こらない事を動物実験で確認している。


さらには、遺伝子治療を行った際には、一定期間避妊を求められる。


 ちなみに、生殖細胞系列遺伝子治療を行った人は、子孫を残すことは禁止されているようです。




 遺伝子治療の事に興味を持ったのは、亡兄が病気になった時に、京都大学のとある研究所にて遺伝子解析を急遽してもらったからです。


あの時はすでに末期の末期だったので時間が・・・・・・というのと、兄が選択した治療が変な方に働いていたので遺伝子解析のみという形になりました。


ただ、原発巣不明癌においては、遺伝子解析をして、変異した遺伝子を特定できれば的確な治療ができる可能性がかなり高まります。


 ちなみに、ここに書いたのはもう一つのシタゴコロがあり、新型コロナのアンチの人達へのメッセージにもなります。


どうやら、新型コロナウイルスワクチンと遺伝子治療の事をネガティブな部分を入れ替えているのか‥‥。


遺伝子治療の場合は、自分のヒト遺伝子を抽出して体内に入れなおします。


定着率の問題ですね。


RNAではありません。



 さて、これから太郎君のミストラルのスプロケット交換とチェーン交換をしないといけません。


さぼっていたからな~♪。・゚゚・(>ω<;)・゚゚・。ピエエエ!!!

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