kawamiのブログ

息子とサイクリング時々娘と投げ釣り

校則とは何なんだろうか?

 姫様がネットのニュース欄を見て、「学校の校則は必要かどうか」を聞いてきた。
何の話か分からなかったので、元ネタを見せてもらったらこちらでした。

 
元ネタが長かったので2分割で・・・・見難いとは思います。
問題は、この記事ではなくYAHOOニュースのコメント欄でした。


 私が中学生の頃は、生徒手帳がありその中にびっしりと校則が書かれていました。
身だしなみから持ち物、学校生活に至るまで本当に・・・・・。
生徒時代は、これに対して疑問を抱いたことはかなりあります。
中学1年生の前半は生活環境が変わったために必死になって守り、後半からは慣れてきたのでどうしてこういう事を守らなくてはならないのか。


理由を考えると同時にどこまでが許容されているのかを考えて、「攻めて」見ることをしていました。
私の生徒時代は教師による「暴力」が日常茶飯事に行われていました。


教師による暴力の是非は・・・・・この際おいておいて、教師に注意される段階で初めて、そのことについて教師との話し合いの場を設ける機会ができていました。


2年生の後半には生徒会に所属していたので、生徒会としての見解を公式見解とするように動いて下地を作り、3年生の生徒会選挙の時に公約として・・・・全学年生徒総会を複数回開き、生徒総選挙をして・・・・一部の校則の変更と廃止となりました。


もちろん、教師の間でも賛否は別れ、特に生活指導主任の言葉が当時は恐怖の象徴でした。
「内申書がどうなっても知らない」
当時の生徒にとっては、内申を人質に取られたら・・・・・・(笑


当時は生活指導主任をはじめ、教師たちとは20時近くまで議論を交わして・・・・・最後はお互いに着地点の奪い合いでした。



 現在の姫様の中学校は生徒手帳というものが無く、校則もほとんどない状態です。
推測ですが、「個性」「人権」「自由」などが各年代で騒がれたことがありました。
それにより校則というものが消滅したのでしょう。


生徒時代の校則、サラリーマンになってからの社則やコンプライアンスなどは、個人的には必要だと感じている方です。
考え方によっては、箱の中に押し入れて自由を奪うとも解釈されます。
が、私は箱の中に押し入れられてからそこから脱出する方法を考えて実行するいい機会だと考えています。
特に、未成年じゃだと学校内の事で罪に問われるようなことはそうそうなく、本人が・・・・それでも無理であれば親が頭を下げたら事は収まります。


せっかく、教師以外に迷惑をかけなくて済む年代なのにそれをしないのはもったいない。
という事を姫様にはいつも言っています。
姫様から言われることは「お父さん、時代が違う」。




yahooニュースのコメント欄では、校則の中の理解しがたいものを「謎ルール」など書いている人がいたりしますが、学校の背景や歴史などを知っているのだろうか。


極めつけは、有識者と言われる人がそういう事を考えもせずに自分の中の常識だけでコメントしている所。
校則を始めとしたルールや法律は、運用「する側」と「される側」というのは同じ立ち位置なはずです。
教師と生徒という区別はありますが、あくまで、運用の観点からすると平等です。


どうして「謎」と考えるのであれば話し合わないのだろうか?
例えば、ニュース本文は水筒の中の氷の有無の事を書いてあるが、昨今の水筒・・・・の保温機能の優秀さは昔なんかとは比べようもありません。
0℃から凍り始める凝固点であれば、0℃近くのお茶を水筒に入れると18時ごろまでは冷たいままです。
それを知っていたり、そういうボトルを子供たちに持たせる方が「正解」なのではないでしょうか。


コメント欄ではブラック校則とか、教師が考えないとか書いていますが、私からしたらしたら問題点はそこではないかと・・・・・。
自分自身が学校生活を快適に送るにはどうしたらいいのかを考える・・・・・ちなみに、姫様が質問してきたことは「なぜこれゴトキがブラック校則なの?」だそう。


本当のブラック校則は人間の尊厳を踏みにじるような事なんだけれどな~。
今の時代の生徒さん達は自由過ぎて・・・・・姫様も人権の授業を受けて帰ってきたときのどや顔・・・・・から30分後のこの世の終わりの様な顔を(笑
脅したのではなく、日本国憲法から民法迄の成年者の権利義務をと未成年者の事を話したまでですよ。

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