小径車のホイールOH
走納したので、これからは整備関係・・・・走るよりも整備する方が多いような気がするのは気のせいではないはず。
小径車、A・N・DESIGN WORKSの純正ホイールを入手して初めてオーバーホールすることにしました。
このホイールは回らないから廃棄予定でしたが、自転車店にて後輪(フジ ヘリオス用)を安価で購入したので、サブのホイールとして置いておこうと思い立ったからです。
どこにでもありそうなデザイン。
ハブは、回らなことで有名なJOY TECH製。
私からしたら、ACE20のホイールに使われているハブも回らない印象でしたが、こちらも負けていません。
早速ばらしていきます。
大外にゴムがあるので、ドライバーで浮かせて取ります。
ハブ芯のナットサイズは外側が17mmで、内側(球押え)が15mmでした。
面倒なので、両外側のナットを17mmのメガネレンチ×2で一気に緩めて外します。
あまりグリスが入っていない?
でも、芯棒を取ったときに球が落ちなかったのでグリスは残っているようです。
外側の蓋のようなものを外します。
そうすると、球が見やすくなり作業効率が上がります。
それにしても、グリスが汚い。
球を取り、グリスをティッシュで拭いてから脱脂します。
乾かせている間に抜き取った球・芯棒・ナット類の脱脂洗浄。
これらを乾かせている間に、ホイールの中心部分にグリスを添付します。
いつも、面倒なので最初に一杯盛って追加しなくてもよいようにしています。
今回も、沢山盛り、球を入れていきます。
先にグリスを塗ると球の落下等を防ぐことができるので楽といったら楽です。
蓋をして、余ったグリスをふき取ります。
ここまでの作業で8割がた完成です。
後は、芯棒を入れて球当たり調整。
なれたら楽なのですが、初めは自分が納得できずに1時間ほどかかっていました。
今では、コツというかあきらめというか・・・・・手でゴリゴリするところまで回して、開放方向に2/5回して、締め付けると大体いい感じになります。
自分の癖で、どうしても締め付けるときに共回りしてしまうのでしまってしまいます。
なので、2/5開けると大体丁度位になります。
最後に黒いゴムの蓋をして完成。
この黒いゴムは何のためにあるのだろう??
こいつがあるせいで、回転がものすごく悪くなりました。
多分、ほこりや雨水からハブ内部を守るためだろうと思いますが、要らないな。
外すのならば、自己責任で。