kawamiのブログ

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FUJI ACE 20 チェーンの長さ考察

 


 この状態だったACE20、ローに(一番歯数が多い方)変速するとチェーンリングからチェーンが落ちてしまう現象が起きました。
理由は何だろうと仮説を立てました。


① 通常のロードバイクと同じようなやり方でチェーンを張るときつすぎる


② スプロケットとチェーンリングの間が短くてトップ・ローにしたときに角度がつきすぎる。


③ チェーンリングが小さすぎる


 最初は③と考えてチェーンリングを39Tに変更したが、変わらずチェーン落ちが発生。
交換した際に標準のロードバイクのチェーンの長さから4コマほど余裕を持たせるとチェーン落ちが少し落ち着くが、やはり落ちる。


 ここで、ロードバイクのフロントのアウターとインナーでのRDの位置を考える。
通常チェーンの長さを決めるとき、ロードバイクではフロントアウター~スプロケットのトップ~RDにかけてチェーンを通し、RDの2個のプーリーの中心が地面と垂直になる位置でチェーンをつける。
この方法でチェーンの長さを決めてしまうと、なぜかチェーンがゴリゴリいう。
で、ロードバイクだと、このチェーンの長さでフロント・インナーにした場合はRDのプーリーの位置が後ろになるが普通に漕ぐ事ができる。
ということは、フロント・インナーにした際のチェーンのたるみは、RDが吸収してくれる?
そして、チェーン落ちが発生する原因は「チェーンがきつすぎたのと、チェーンラインの角度が急だった事」と推測する。


 結果、チェーンコマ数をプラス8コマ足してみた。
そうしたら、ローに入れてもチェーン落ちはせず、漕いでみてもゴリゴリという感触も無くなった。
これで良いのかは、情報が余り無いのでよくわからないが、良いのではないでしょうか。
後は、トルクをかけたときにどうなるか・・・・・。
7月下旬までは様子見で・・・・・・・。


 ~追記~


 ブログを書いた後に、純正のチェーンの張りはどうなっているのだろうとFUJIのホームページを覗いてみました。
画像は過去のものですが、色が違うだけでパット見は同じです。
注目はスプロケットとRD、チェーンがかかっているのはトップです。
トップにかかっているのにRDの2つのプーリーの中心の位置が地面と垂直になっていません。
大体45°位になっています。


 FUJIもこうやっている以上、私の考えはあながち間違いではないのかもしれません。
現時点での違いは2つあります。
①チェーンガードがついていない
②8s化によってホイールの方に約4.5mm寄っている


 ①は、もしかしたらチェーン落ちしにくくさせるためについていたのかもしれません。
ただ、それでも落ちるときは落ちるのですが・・・・・・。
 ②7速と8sはスプロケットの厚みが違います。
厳密に言うと7段スプロケットは31.9mm、8sスプロケットは36.4mmとなっています。
1段増えることにより4.5mm増えます。
この増えた分によりチェーンラインの角度がよりついてしまうということです。
そのため、7段のときよりも長くチェーンを使用しないとローに変速したときにフロントのチェーン落ちをまねいてしまうと推察します。
8sに比べ、9sは共通・10sは少し薄く(年代による)・11sは少し厚いスプロケットとなっています。


 もしかしたら、小径車のチェーンリングの大口径化にも、チェーンのコマ数を増やす事は使えるかもしれません。
今回のことでネットサーフィンをしていると小径車で多段の方たちがチェーンリングを交換したときのチェーン落ちに悩んでいると書いてあったからです。
小径車とACE20の共通点は、BBからスプロケット間(リアセンターと言うらしい。GIANTのHPより)がロードバイク等よりも短いと言うこと。
 先月、Yオクで3kと言う格安でアルミの小径車を落札したので、オーバーホールしてフロントチェーンリングを58T化させたときに試して見ます。
スプロケットがカセットの7速なのでそこまでシビアではないとは思いますが、試しにしてみます。
感覚的には、4~6コマ増やすくらいで良いと思います。


 以上、追記を忘れないうちに。

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