kawamiのブログ

息子とサイクリング時々娘と投げ釣り

ファルナさんの分解

 土曜日に太郎君との走納をしたので、オーバーホール(OH)をするために分解しました。


今ままで分解したことがある自転車は、ママチャリ・クロスバイク(R3)・ロードバイク(ガノーさん)・幼児車(ACE20)です。


今迄のは、どれも同じものがなく、特にケーブルの取りまわしはそれぞれ違いました。


案の定、ファルナさんも独特の取りまわしになっています。


備忘録を兼ねて、記録していきます。


ああ、分解の仕方は完全に私の独断でしているのであっているかどうかはわかりません。


たまにポカをしているので笑えるに笑えません(今回もです)。



 半年ほど使用したファルナさんがどれくらい汚れているのかが気になっていたのも、早く分解したい理由ではあります。


早速、ホイールを取って裏返してみました。



ロードバイクはこちらの面だけを向かせていたら、座ったままでも分解はできます。



ファルナさんのファルナさんたる所以の一つがBB下のケーブルの取りまわし。


基本的にはインナーなのですが、BB前側からアウター式になり・・・・・アウター式ならば通常はアウターケーブルは使わずに、インナーケーブルむき出しなのですが、ファルナさんはアウターになった瞬間からアウターケーブルがBB下まで要ります。


ここの長さをちゃんとしないとRDの引きの重さが変わってきます。


現行のものはインナー式からフルアウターになっているので・・・・・そちらの方が良いのでしょう。


せめて、アウターケーブルが要らないように設計して欲しかった。



SHIMANO SORA にアウター39T(薄歯)と34T(8・9s用)の組み合わせ。



走納の時に気が付いていましたが、サドルがかなり後ろに行っています。



後ろブレーキキャリパーとシートポスト回り。



さて、確認も済んだので分解していきましょうか・・・と思いましたが。



ハンドル回り。


全てのアウターが右側に集中します。



ハンドルとブレーキレバーとシフター。



上から見ると、右側がゴチャゴチャしています。



それに対して、左側はすっきりしています。


FDを取り付けていないからすっきりしているのもありますが、左ブレーキアウターのフレームへのインサートは右側からです。


これも、ファルナさんの(日本人としては)摩訶不思議な設計です。



初めに、ペダルの取り外し。


雨の日に乗っていないのと、可動が半年ほどなので全然汚れていません。


取り外しには、アマゾン経由で購入したペダルレンチが要ります。


砂利もほとんど混入していませんでした。



前後ブレーキキャリパーの取り外し。



今回、チェーン切りを新調してみました。


右がいつも使っているもので、左が新たに購入したものです。


一回り小さく、品質は低かったです。


同じものを購入知ったと思っていたのですが、全然違うものでした。


精度がものすごく悪く、使う事を躊躇してしまいしまた


リアのブレーキ・シフトワイヤーは後ろはここから出ます。




ACE20のようにアウターケーブルごと内蔵するのではなく、インナーケーブルのみフレームの中を通ります。


フレームに通すとき、シフターケーブル(右上から左下に斜めになっている青と黒の線)の先には、専用の物を使ってやっています。


これをやることによって、フレームとインナーワイヤーの干渉を防ぎます。


この時、インナーケーブルをフレームから抜いてしまうと後で泣きます。


間違えても、下記写真のようにはしてはいけません。



インナーワイヤーを取り外すときには必ずケーブルライナーを通してから抜くようにしないといけません。


間違えても、インナーワイヤーを抜いてから・・・・・などと考えてはいけません。


最悪の場合は再びワイヤーを通すことができなくなります。


ブレーキのインナーワイヤーの方は、写真を撮っているすきに抜けてしまいました。


RDの方は、ケーブルライナーを通してテープで蓋をしておきました。



チェーンとリアディレイラー(FD)も順番に取り外します。



クランクを外そうと思って、クランク右側の根元のボルトを外しましたが抜け得くれません。


青丸の所に、プラスチックのネジブタがあり、これを専用工具で外さないと最終的にクランクは外れません。


10分ほど何故抜けないか考えていた私はおバカさん♪



クランクキャップを外して、左側のクランクアームを外しましたが、あまり汚れていません。



右側も外しましたが、こちらもあまり汚れていません。


ここまで外すと、後はBBだけです。



結構グリスが残っていますが、色は残っています。


BBを取るには、専用工具をかけてフロントフォークの方に回します。


左右共に、フロントフォークの方に回すとBBを取り外すことができます。


残りはフロントフォークだけ。



フロントフォークを外しました。


意外と綺麗な状態です。



ぶれていますが、これで全部バラバラにすることができました。



 半年くらいしか使っていませんが、雨天に乗ることがなかったのが良かったのか、グリスの状態は殆ど劣化せずでした。


本来は今回、OHは見送ってもよかったのですが、太郎君専用機にするには一回ばらさないといけないのでばらしました。


 最後に、後ろブレーキのケーブルをフレームから全部抜いてしまったので入れなおす作業があります。


自転車店に丸投げしてやろうかと思いましたが、少しだけ自分でして、イラついたら丸投げすることとしました。


やったことは、使っていたインナーシフトワイヤーを使って通そうと思いましたが、失敗。


どこを通っているのかわからないのでできるわけがありません。


なので、インナーシフトワイヤーの先から5cmを180°折り曲げ、フレームの中を通し、出口付近を懐中電灯で照らしていると、先端が見えるようになりました。


が、ラヂオペンチは中に入らない、ピンセットは掴む力が弱くて無理・・・・・。


ふと、道具箱を見ると、投げ釣りに使う天秤が・・・・・そうか、天秤の先端のわっかにシフトケーブルを通して引き上げたら良いのでは?


結果は・・・・・・1回目は端っこにひっかけてしまい失敗しましたが、折り曲げたところくらいまで通してから引き上げると・・・・・



出てきました!


という事で、5分ほどで解決しました。


なんだかあっさり過ぎて・・・・・面白くない。


でも、みんなが大騒ぎする事態にもかかわらず5分で済んだのでラッキーでした。




 組み立ては正月以降にしようと考えています。


それまでには、ファルナさんのために考えたコンポ等をさらに煮詰めないといけません。


考えることは楽しいが、要る物を買わないといけないので財布が軽くなるのは悲しい。


さてはて、どうなることやら。

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