ファルナさんに仮組
MTBのDEORE LXのクランクをファルナさんに仮組しました。
仮組するにあたり、チェーンラインは少しはいじることができるということがわかりましたが、デメリットとして、クランク軸の中心が左側にズレることがわかっています。
そう、お気づきの方もおられますが、BBに付属しているスペーサーの左右の枚数を調節したら、チェーンラインは変更できます。
他のブログを読み漁った結果、チェーンラインが最大9mm外側にズレる可能性があることがわかりました。
クランクの軸の長さ、OLDの長さの違いによるところのようです。
9mmズレるという事は、8sスプロケットで言うと2段弱ズレるということ。
LOW側にズレてくれたらいいのですが、トップ側にズレるといういやらしい仕様。
これを理解したときに、通常のチェーンリングの使用はあきらめて、ナローワイドを使う事を決めました。
さらに、BBスペーサーはクランク側に2枚、反対側に1枚使うのがシェル幅68mmの普通です。
これを、最悪、クランク側0枚、反対側3枚まで想定しました。
1枚反対側にするたびに2.5mm中心に向かいます。
スペーサーはBBと共締めになります。
左に1枚
右に2枚。
これで、チェーンラインを見てみましたが、8sスプロケットのTOPから4枚目の所にチェーンがかかります。
理想としては、3枚目くらいがいいのかもしれませんが、私は真ん中くらいに来てくれるとTOPとLOWと均等になるのでいいのかなという考えです。
10sでの使用を考えているので、あまりチェーンの角度が違うようになると切れる可能性が出てくるという考えからです。
さらに、今年のファルナさんのチェーンラインは、TOPから4枚目を真ん中として運用していたので実績があります。
この時は普通のチェーンリングでした。
仮組を終えて、チェーンラインも出たようなのでまた外しました。
仮組の時はチェーンすらはめていないので、来年早々の本組をした時に漕いだ時に力がかかったらどうなるかでまた変更する可能性があります。
ナローワードチェーンリングを妄信したらいけそうな気もしますが、チェーンに負荷をかけすぎると断裂のもとになるので、ここは慎重に検証しようと思います。
後は、ぶった切ったままになっているクランクの先をどのようにして成型するか。
出来るのかな?