kawamiのブログ

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クロスバイク・ロードバイクのブルホーン化 ①

 5年ほど前に、ブリヂストン トランジットライトという小径車をブルホーン化してから、ドロップハンドルまでは必要としない私にとっては最適なハンドルと思っています。


ネットでもよくクロスバイクをブルホーン化している人がいるので、私がやっているブルホーン仕様のやり方を備忘録として残しておきます。


STIを使い、ブルホーン化させるときには、ロードバイクの場合はステム・ハンドル・ブレーキレバー・シフトレバーを、クロスバイクの場合はそれとBB・クランク(ダブル化)・FDを新調するとスマートに変更できます。


また、なぜ自分がハンドルを交換したいのかということを明確にすること。


クロスバイクでドロップハンドル化させるときは、世間(特にネット)の批評など気にせずに、自分自身が自転車を楽しむための一環としてやることを理解する。


特に、ブルホーンもドロップも、Vブレーキを使用している以上ロードバイクのキャリパーブレーキと同じになることはない(でも、実用範囲内)と理解する。


STIを使用する際は必ずミニ(ショート)Vブレーキに変更して、ホイールの振り取りを済ませておく。



 ブルホーンハンドルのメリット
①姿勢が前傾にできる
②姿勢をハンドルの持つところで変えることができる
③ブレーキ操作が簡単になる


 ブルホーンハンドルのデメリット
①中途半端
②リムとブレーキパッドとのクリアランス
③ディスクブレーキになると規格が多く、相性を探すのが一苦労
④STI以外のブレーキ・シフトが面倒(慣れの問題?)


私が乗ってきて感じたことはこんなところでしょうか。
フラットバーだと1点、ドロップだと2点、ブルホーン(STI)だと1点しかブレーキをかける時の持ち手の種類はありませんが、ブルホーンはその1点の幅がものすごくあります。


STIをハンドルと平行になるように取り付けると、ハンドルの1/2でブレーキとシフトチェンジをすることができるようになります。


前傾姿勢になりたいときは先の方、ゆったりと走るときは手前を持ってもSTIに指が届きます。


要するに、ツノの部分のどこに手を置いてもブレーキをかける事ができます。


これって意外と便利なんですよね。



 本題のブルホーンへの変更ですが、まずは自分が使いたいブレーキレバーとシフトレバーを決めます。


 クロスバイクで純正のシフトレバーとブレーキレバーを使う場合は、クロスバイクのハンドル径が22.2mm・クランプ(ステムとの接続部)が25.4mmが多いので、ブルホーンハンドルも同じ径の物を用意します。


 トライアスロン用(エアロブレーキとサムシフター)と同じシフトレバーとブレーキレバーを使うときに、好きな径のハンドルを選ぶことができます。
ただ、これだとハンドルのツノ部分にシステム部が固まってしまうので姿勢が限られてしまいます。
補助レバーを使えばいいのですが、私自身が邪道と考えています。


ロードバイクのSTIを使う場合は、1番簡単です。
クロスバイク(フロント3s)のSTI使用は、フロントシフターの段数の違いと引き量(FDの動く幅)の違いから、BB・クランク・FDをロードバイクと同じようにしなくては使う事ができません。
チェーンラインの関係から、ホローテック系にした方が楽です。


 自分がどのタイプが好みで、後々どのようなドライブトレインカスタムをしたいか、クロスからロードへの乗り換え等を考えてからやるとパーツを極力無駄にせずに済みます。



 まずは、ハンドルを用意する。


今回使うのは、このハンドル。


アルミ製のクランプ径25.4mm・ハンドル径22.2mm・ハンドル幅400mmの、Yショッピングで送料込み2Kで購入したもの。


車体に取り付ける前にSTIを取り付けます。


STIを取り付ける前に、ブレーキインナーワイヤーとシフトインナーワイヤーを入れておきます。


今回は、小径車のOHついでなのでブレーキインナーワイヤーのタイコ部の形状が違うので間違わないようにします。


シフトインナーワイヤーは共通ですが、OHなので新しくします。


小径車は、フロントシングルなので左のSTIにはシフトインナーワイヤーは通しません。


取り付け方というか、私の好みなのですが、レバー部分がハンドルと平行になる位置にします。


こうすることにより、ハンドルのツノの先端部分~角の根元部分までのどこででもブレーキをかける事ができます。


ブレーキインナーワイヤーのSTI出口にVブレーキの「フレキシブルガイドパイプ」を使います。


STIから直ぐの所は、ハンドルに這わそうとすると90°に曲げなくてはならなかったり、S字になったりするので、ブレーキアウターケーブルだと抵抗がものすごくて使い物にならないのでこれを使います。


ちなみに、初めの時にフレキシブルパイプをハンドルに固定するのにビニールテープを使っていたのですが、伸びてくるので、バーテープを巻く時に汚くなっていました。


そこで、投げ釣りのガイドセッティング時に仮止めで使用していた「グラスファイバーテープ」を使うようにしたところ、きっちりと固定することができるようになりました。


実はグラスファイバーテープは、ラジコンの外装等を止める用らしい・・・・・でも、縦にグラスファイバーが入っているので伸びにはすごく強く、色々な所で重宝しています。



 車両に取りける前の準備はここまで。


次は、小径車のOHと共に付けていきます。

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